黒潮丸のガーデン読書録
書名:英国ガーデニング物語 | 著者:C.エリオット | 出版社:集英社 |
発行年月:99・4 | 価格:2300 | 頁数:319 |
読んだ理由:題名に惹かれて |
読んだ日:02・10 | 推薦度:☆☆☆ |
内容: 引退した米国人ジャーナリストが英国の田舎に住み着いて庭作りを始めた。その田舎からの田園通信である。園芸雑誌に掲載され、イギリス人に大層評判になったようだ。 ジャーナリストだけに田園生活への見方の切り口が鮮やかだし、米国人だけに英国の庭への驚きも多い。 イギリス人はこういう文章を好むのだなと思いながら読んだ。 中に「庭園見学」の章があり、オープンガーデンのことが書かれている。オープンガーデンのルールとか実態とかならいろいろと本が出ているが、ここでは自分の庭をいかにオープンガーデンのイエローブックに載せてもらうかの観点からの記述があって面白かった。 コピシングという言葉が出て来た。 翻訳はいいのだが原語ではどういうのかなと思う言葉が多くあって、ついAmazon.comで原書を取り寄せてしまった。
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