フォーカルポイント

フォーカルポイントとは 辞書的に定義すれば、ガーデンデザインにおいて視線を惹くために意図的につくられたポイントのことです。
庭の絵画的完成度を高めるためにデザイナーがもっとも工夫するところです。

訪問客が庭の記憶に留めるのもフォーカルポイントです。工夫のしどころですよ。
 

どんなアイテムがあるか ガゼボ、パーゴラ、アーチ、噴水、池、彫像、ガーデンファニチャー、バードバス、日時計、壷・・・

もともとあった岩、庭にする以前から立っていた樹木など、自然をフォーカルポイントにすることもあります。
 

数の厳選 目移りしてはフォーカルポイントになりません。
 
品質 この場合、1点豪華主義でいきましょう。
 
場所 見通し線の焦点

目隠しのためのアイ・キャッチャー

移動への誘い・・・
 

サイズ 屋外では何でも小さく見えるものです。
 
構想 英国のガーデンデザイナー・ランスロット・ブラウンは景色の中に楡の木立を配するために 居住している数軒の農家を撤去させたといいます。

修学院離宮は庭園の周辺に田畑を配し、その眺めを残すために耕作は今に続いています。農家には宮内庁から補助が出ているそうですよ。
 

   

レッスンの目次

     花壇の種類
     花壇のプラニング
     ボーダーガーデン
     レイズドベッド
     アイランドベッド
     
ロックガーデン
     花の種類分け
     花を植える方法
     植物の生理
     
用土のこと
     はじめに名前あり 
     (国際栽培植物命名規約)
     デザインの原理と要素
     ゾーニングと動線
     フォーカルポイント
     色彩使用の3つのポイント
     
寸法表

   イングリッシュガーデンの歴史
   
日本庭園の歴史 と分類

 

Home  

By PCC